ご挨拶

 私は、14年間、特別養護老人ホームで介護の仕事に従事して参りました。

  その間、様々な問題をかかえる認知症の方々、そしてその家族の方と接することで、真剣に認知症というものと向き合うようになりました。しかし、今現在でも、そのケアに関してはこれだという解決方法がないのも事実です。しかし私が今強く言えることはひとり一人の利用者及び、その家族、職員と一緒になって考えることによってその利用者または、家族にとっての最良の方法は見つけられるはずだということです。

  私は難しい認知症の問題について真面目に取り組んでいきたいと考えています。 また、地域を見回しても認知症高齢者の数は増え続けています。そして2020年には300万人にまで膨れ上がると予測されます。このように社会問題化した現状をすぐには、解決できるとは思いませんがまずは、地域のニーズに応え、私の経験してきたことを活かすことができれば、地域の方々にも喜んでいただけるものと考えています。

  そして介護職にとって必要なことは、利用者個々人の小さな変化に気づき、少しでもその利用者の表現したいこと、訴えを理解してそれを日々のケアに活かしていくことが大切だと考えています。

  そうした理由から、私は、グループホームを一生かけた事業として取り組んでいきます。

代表取締役 宮入義正